第11回水曜ワトソンカフェを開催しました

昨年4月から開催している水曜ワトソンカフェの第11回を、六本木一丁目の泉ガーデンタワーにあるネットランドさんのインキュベーションスペースを使って開催しました。

水曜ワトソンカフェはブログを書くと、次回無料(普通は1,000円の参加費が必要)という決まりが初回からあるのですが、ほとんど適用実績がないというか、まぁ私は運営側なのでなんだかんだ言ってもお金払うとは思いますけどね。

今回はセッション1で日経ビジネス記者の広田望さんから、日経ビジネスの記事をPersonality Insightsにかけて記者やデスクの性格との関連を分析するというお話。

セッション2は、私の友人でもある合同会社ブルーフィールドの青野正道さんから、RPAとWatson NLU(Natural Language Understanding)に関するお話をしていただきました。

RPAとWatson NLUに関しては、青野さんが普段使われているRPAツールのUiPathをWatson NLUと連携させるところを私も見ていたのですが、UiPathにはWatson NLUのアクティビティが準備されており、簡単に連携させることができました。

RPAもある意味でAIの1ジャンルのような扱いとなっていますが、実際のところはGUI操作が自動でできるNode-REDのような感じで、あまりAI感がしません。ただ、そこにWatsonなどのコグニティブサービスを連携させることで、また新しい活用法が見えてくるのではないかと思いました。

こちらは今回の会場を貸していただいたネットランド様のオフィス(泉ガーデンタワー)から眺める、THE東京な夜景!

次回の水曜ワトソンカフェは、8月29日に行います。是非、ご参加ください!

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役/VIVINKOコンサルティング 代表
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

ITコーディネータとして、2016年からAIを業務に組み込む活動を続けている。2018年に株式会社VIVINKOを地元・北九州市で創業し、2020年に東京からUターン。生成AIを利活用するためのクラウドサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。北九州市ロボット・DX推進センターでDXコーディネータとして中小企業支援に携わるほか、一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)の理事も務める。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。