ジョブチェーンの作成と実行

作成するジョブチェーン

今回は2つのジョブを実行するジョブチェーンを作成します。
1つは[ジョブチェーンの作成と実行](create-job.html)で作成した、Wordpressにアップロードした画像ファイルを圧縮してバックアップするジョブを使います。
もう1つはWordpressのデータベースをバックアップするジョブを作ります。

ジョブの種類をOrder Jobに変更する

joe_jobchainjob

ジョブチェーンの作成と実行で作成したWordpressFileBackupJobは、Standalone Jobとして作成しました。そのため、ジョブを単独で実行できたのですが、そのままではジョブチェーンに組み込むことが出来ません。
そこで、ジョブのOptionsタブから簡単にStandalone JobをOrder Job(ジョブチェーンに組み込むことが出来るが、単独では実行出来ない)に変更します。

データベースバックアップジョブの作成

ジョブチェーンに組み込むことが前提なので、最初からOrder Jobとして作成しておきます。
名前はWordpressMysqlBackupJobにしました。
スクリプトを下記のようなものです。

ジョブチェーンの作成

ジョブチェーンを作成するには、ツリーからJob Chainを選択して、New Job Chainボタンをクリックします。

create_jobchain_01

Job Chain Nameとして、WordpressBackupChainという名前を付けました。

create_jobchain_02

次は、Steps/Nodesの設定です。ここがいかにもジョブチェーンだなと思う設定です。

create_jobchain_03

State ジョブチェーンでは1つのStateごとに1つのジョブを実行できます。そのStateに名前を付けます。
Job 実行するジョブを選択します。
Next State ジョブが正常終了(戻り値が0)の場合に遷移するStateを入力します。
Error State ジョブが異常終了(戻り値が1)の場合に遷移するStateを入力します。
Nodeの種類 Nodeの種類を選択します。

Full Node
ジョブを実行します。
End Node
ジョブチェーンの終端を示します。
File Sink
ファイルの移動や削除を行います。次のStateを指定できないので、End Nodeの一種といえます。

最終的に、このようなジョブチェーンを作成します。

create_jobchain_04

ジョブチェーンの実行

ジョブチェーンを保存した後でJOCを開くと、自動的に設定が読み込まれたのが分かります。

joc_jobchain_01

表示されているWordpressBackupChainを右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。

joc_jobchain_02

ジョブチェーンを実行するには、Orderを作る必要があります。
Orderはジョブチェーンに対して実行日時やパラメータを指定するもので、1つのジョブチェーンに対して複数のOrderを作成出来ます。
Orderを作るには、コンテキストメニューからAdd Orderをクリックします。

joc_jobchain_03

Add Orderをクリックすると、このようなダイアログが表示されます。

Enter an order id
任意の値を入力します。英字が入っても構いません。入力しない場合は自動的に採番されます。
Enter an order title
任意の値を入力します。
Enter a start time
実行したい日時を入力します。
Select an order state
ジョブチェーンの中で最初に実行するStateを選択します。
Select an order end state
ジョブチェーンの中で最後となるStateを選択します。特に入力する必要はありません。
Declare parameters
パラメータを入力します。JOEで既に指定したパラメータをそのまま使用する場合は、ここで入力する必要はありません。

最後にsubmitをクリックして実行します。

joc_jobchain_04

画面の右側にORDER HISTORYが表示されます。どうやら、Stateがsuccessになっていますので、正常終了したようです。