Cordova(PhoneGap)関連情報を落ち穂拾い

昨日、SlideShareにCordova(PhoneGap)の資料を1つアップしました。

これは、私が講師をやっているTech Garden Schoolで先週、Cordovaをやったので、その際に1時間くらいで作った資料です。

当日は、この資料で前振り的な説明をしつつ、Qiitaに書いた2本の記事を使って、開発環境の構築を行いました。

資料はCorodvaベースで書いていて、当日はPhoneGapを使ったりしたものだから、コマンドのオプションの微妙な違いとかに苦しめられたり、Homebrewを使ったNode.jsのインストールで失敗する人が多く出て、途中でNode.jsのインストールパッケージを使った方法に切り替えたりといった試行錯誤はあったものの、自分でビルドしたアプリがiOSシミュレータで動き出した時には歓声が上がりました。

あと、GitHubに上げてあるharuka_cordovaプロジェクトを使って、カメラアプリを作ってみたのですが、やはりiOSシミュレータではカメラが起動できず・・・。 もちろん、実機ではきちんと動作したのですが、実機で動かすにはiOS Developer Programへの登録(年間8,400円)が必要。iOSアプリ開発をちゃんとやってみようと思ったら、登録は必須ですね。

haruka_cordovaプロジェクトには、Cordovaプロジェクトに、標準プラグインのすべてと、jQuery Mobile、Backbone.js、標準プラグインを使ったサンプル画面を組み込んでいます。さらに、iOSとAndroidで動作できるようにしてあるので、とりあえず試してみるには最適かと。 一通りの環境構築が終わった後で、このプロジェクトをForkしてみてください!

この辺のことは、スクールのWikiにも書いていますが、こちらの閲覧はスクールの生徒の方限定です・・・。

Androidアプリ開発

ちなみに、当ブログではAndroid向けのPhoneGapアプリを開発する連載をしていたことがありました。(ちょっと内容が古くなっているかも・・・)

iOS7対応

さらに、PhoneGapのiOS7対応について、ぼやきも含めて。

Backbone.js

あと、Backbone.jsでも1本。

バーコードリーダー

それから、プラグインも1本書いています。バーコードリーダーなのですが、既存のZxingというライブラリを使うものでは一部読み取り精度の悪いバーコードの種類(具体的にはCODE39)があったりするので、ZBarという別のライブラリをプラグインにしました。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

AI・IoTに強いITコーディネータとして活動していたところ、2017年に北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に当時主催していたコミュニティで応募したアイディアが入選。2018年、株式会社ビビンコ(現VIVINKO)を北九州市に設立し、IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発を行う。2024年、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。