Parallels Desktop上のWindows 10でUSキーボードを認識させる(2020年7月版)

Macを使っている人で、Parallels DesktopでWindows 10を動かしているという人は多いと思います。なんだかんだでWindows必要になるんですよね。Macを使うことのメリットの一つは、Windowsも問題なく使えることだと思います。もちろんUbuntuなどのLinuxも仮想マシンで使えるし。macOS、Windows、Ubutnu(またはCentOS)が動けば事務作業でも開発作業でも困ることはまずないはずです。それができるのは、今のところMacだけだったりします。(というか、実のところネックなのは、macOSはMacでしか動かしちゃダメだというAppleの拘りのためであって、Windowsマシンを作っている各ハードウェアメーカーがダメということでは決してない。大昔にはMacOSは開放されていて互換機も出ていた時代があるではないか!)

それはさておき、現実問題として全てのOSを動かせるマシンはMacしかないから、Macを使うわけで、WindowsはParallels Desktopで動かしていきたい。Coherenceを使ってmacOSネイティブのアプリと、WIndowsアプリを分け隔てなく使っていきたい。

私のMacは数年前からずっとUSキーボードのモデルを使っていて、今もやっぱりそう。で、一昨日、Parallels DesktopにWindows 10を入れて使い始めたのですが、なんかキーボード配列が日本語(JIS)として認識されているっぽい。バックスラッシュを打とうと思ったら]とかになってやがる…。

標準PS/2 101/102キーボードにする方法はうまくいかない

そこで、Google先生に聞いてみたら、Windows側でデバイスドライバを入れ替えると良いと教えてくれました。

「標準PS/2キーボード」を、「標準PS/2 101/102キーボード」に変えなさいというわけです。確かに、以前それでうまく行った記憶もあります。
でも、今回はダメでした。何度やっても、再起動したら「標準PS/2キーボード」に戻ってしまうのです。

言語のオプションでレイアウトを変更

実は、話は簡単でした。デバイスマネージャの方はいじる必要はなく、設定アプリだけでOK。

まず、設定アプリの「時刻と言語」から日本語のオプションを表示します。

この画面からハードウェアキーボードのレイアウトを変更できます。
英語キーボードを選択しましょう。

あとはWindowsの再起動をすれば、Parallels Desktop上のWindows 10でUSキーボードが使えるようになります。

ということで、今日は小ネタでした。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役/VIVINKOコンサルティング 代表
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

ITコーディネータとして、2016年からAIを業務に組み込む活動を続けている。2018年に株式会社VIVINKOを地元・北九州市で創業し、2020年に東京からUターン。生成AIを利活用するためのクラウドサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。北九州市ロボット・DX推進センターでDXコーディネータとして中小企業支援に携わるほか、一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)の理事も務める。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。