Retrieve and Rankの廃止などに関する、拙著「初めてのWatson」での対応について

拙著「初めてのWatson」を刊行した2016年10月以降、Watson APIには下記のような変更がありました。

  • AlchemyAPIの発展的廃止(2017年4月)
  • Tradeoff Analyticsの廃止(2017年5月)
  • Retrieve and Rankの廃止(2017年11月)
  • Document Conversionの廃止(2017年11月)
  • BluemixがIBM Cloudに名称変更(2017年11月)

一方、Natural Language Understanding(NLU)やDiscoveryのサービス開始もあり、「初めてのWatson」は、現状に合わない箇所が散見されるようになっています。特に、Retrieve and Rankについては作例でも取り上げるなど大きな影響が出ています。

こうした状況を鑑み、出版社であるリックテレコム社と検討の結果、一旦品切れという扱いをすることになりました。

まず、年内を目処に既存読者の皆さん向けにフォローアップ資料を公開する予定です。

クリックして1052_kinkyu.pdfにアクセス

さらに、改訂版の出版も検討しておりますので、いましばらくお待ちいただければと思います。(頑張ります・・・。)

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役/VIVINKOコンサルティング 代表
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

ITコーディネータとして、2016年からAIを業務に組み込む活動を続けている。2018年に株式会社VIVINKOを地元・北九州市で創業し、2020年に東京からUターン。生成AIを利活用するためのクラウドサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。北九州市ロボット・DX推進センターでDXコーディネータとして中小企業支援に携わるほか、一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)の理事も務める。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。