ITC報告書を読む

昨日書いたITC Future Dialogのイベントの中でやった、ITCレポートの報告書をまとめる作業の成果です。

ITC(ITコーディネータ)は、もともと当時の通産省からの諮問でIPAがまとめた、このレポートをもとに制度ができました。だから、このレポートを読み返すということは、初心に戻ることを意味します。

レポートの中で私は第4章のITCの活用促進策を読んで、整理しました。
ITCのネットワークが重要であることは常に言われていますが、それはこのレポートの時点からだったというのは初めて知りました。
また、ニーズについてもCIOや中小企業経営者の相談役というだけでなく、ベンチャー支援も念頭に置かれていたことも意外に感じました。

ここで、ベンチャー支援を意外と感じたのは、あまりそういう事例をITCでは聞かないからかもしれません(私の知識が薄いだけかもしれませんが)。

ITCの初心に戻りつつ、今後の活動に活かしていきたいと思います。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

AI・IoTに強いITコーディネータとして活動していたところ、2017年に北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に当時主催していたコミュニティで応募したアイディアが入選。2018年、株式会社ビビンコ(現VIVINKO)を北九州市に設立し、IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発を行う。2024年、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。