独立してから9年が経ちました

今日は私の独立記念日です。2012年7月7日にArtisan Edgeという屋号で税務署に開業届を出して、それから9年、雇われない、雇わないという仕事をのしかたをしてきました。

9年の間で、会社を作ったり(アルティザンエッジ合同会社)、名前を変えたり(アルティザンエッジ合同会社→合同会社井上研一事務所)、また作ったり(株式会社ビビンコ)、畳んだり(合同会社井上研一事務所)ということをして、今に至るわけですが、とにかく、雇われない、雇わないということは続けてきました。

その辺の来歴というか活動履歴をまとめたページを9周年記念ということで作ってみました。

ビビンコはもともと株主が4人、役員が3人という会社だったのですが、雇ってはいないのですね。全員経営陣。それが、私のUターンを機に1人会社に変わった(戻った?)ので、結局は私にはそういうあり方が向いているんだろうな・・・と思います。少なくとも「雇われない」は今後も続けていきたいと思いますが、「雇わない」の方は正直どうなるか分かりませんけどね。

私にとっての独立、私にとっての会社というのは、きっと私個人より少しだけ大きいくらいのサイズなんじゃないかと思っています。1人会社といっても、そのサイズは私1人分だけというわけでもないのです。それは、お客様しかり、ときおり外部にお仕事をお願いする時もあり。いろいろな関係の中でタッグを組んで仕事をすることもあり。ただの個人よりも少し大きなスペースを持っていて、そこに人が出たり入ったりする。私自身もまた、別の人のそんなスペースに入ったり出たりすることもある。そんなフレキシブルな形態が私の性に合った会社というものなんだろうと思います。

この9年間で、私がどれだけWebサイトのリニューアルを繰り返したか。このブログを今ここの場所に置いたり、外に出して個人サイトを作ってみたり。外から見るとどうでも良いことで、SEO的にもきっとあまり良いことではなくて。でも、自分一人だけが、そのあり方を気にしているんですよね。たかがブログ、たかがサイトなのですが、それは自分というものをどう規定してパブリックに見せていくかということ。だから、自分と会社というものがどういう関係にあるのかを、サイトの形として表現しようとしているわけですね。

ビビンコが1人会社になった時に、このブログに独立して以来の記事をインポートしました。それで、ビビンコという会社はArtisan Edgeの開業届からつながる会社なのだと規定された。実際、開業の時からの仕事をビビンコはすべて受け継いでいるので、あるべき姿になったとも言えるわけです。

西洋占星術によれば、これからの200年は「風の時代」なのだそうです。

自宅勤務で会社の場所にとらわれずに好きな場所で働く、副業でいくつもの肩書きを持つことなどが当たり前になっていきます。

大企業に就職すれば安泰、という時代は終わり、「個人」がポイントとなる風の時代は、これまで以上に自由な働き方が主流となり、会社員だとしても、自分の個性を活かした働き方をしていくことで自信を持って成功していける時代だということです。

Artisan Edgeを開業する時、ブログにこんなことを書きました。

人との緩やかな繋がりで成立していくと思われるこれからの社会の中で、一つの結節点としての役目を果たしたいということです。
インターネットが世界中を繋ぎ、ソーシャルネットワークがネットとリアルの垣根をなくそうとしているこれからの社会では、いわゆる大企業よりも圧倒的に小さく、個人よりは少し大きな存在が、社会を動かす原動力になると思います。
Artisan Edgeは、ITという分野で、その存在の一つになりたいと思うのです。

実は9年間、言っていることはほとんど変わっていないのですね。
「個人」よりは少しだけ大きなサイズを想定していますが、風の時代を思い浮かべていたのかもしれません。

そんなことを考えつつ、10周年に向かって独立生活を歩んでいこうと思っております。

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この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。