ITは誰かの助けになること

戸畑駅の改札のところで、こんなポスターをみつけました。

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「ITは誰かの助けになることだと思う」

と、書いてあります。
さらに、美味しいご飯を炊くためにしてきた工夫は、いまでは炊飯器の中のプログラムになっていること。
それで誰でも簡単に美味しいご飯を炊けるようになったけど、誰かに美味しいご飯を食べてもらいたいという気持ちは変わっていないこと・・・、あります。

本当にそのとおりだと思います。
ITを仕事にする私たちは、誰かのためになると思ってITを作っています。

大きなシステムの一部を作っていたりすると、そのことを忘れがちになります。(私の若いときがそうでした。)
いまは、一つ一つは小さいかもしれないけれど、必要と思う人にできるだけ近いところで、必要という声を感じながら作るという仕事が多くなっています。それは、私にとってはありがたいことです。

それでも、つい、忘れがちになってしまいます。私にとってコンピュータは趣味というか、こどもの頃のイノセントな興味から始まっていて、その延長線上にITという仕事があったりするから・・・。
だから、その仕事自体は何の苦もなく、ある意味で楽しみの先に仕事があったりもします。

「好きこそものの上手なれ」といえば、言葉としてはきれいなのだけど、でも、仕事としての本質は「誰かの助けになる」ということです。その結果として、お金をいただけるのですから。

でも、こんなに便利で凄いコンピュータを、もっと世の中に広めたいというか、まぁ、自分がもっと楽しみたい・・・というのも、拭えないんですけどね。「すげーっ!」というのも、コンピュータの本質だと思うんですよね。そこから始まる仕事もあるし。

「ITは誰かの助けになること」

これは、ITを仕事にする者の初心として、忘れないでいたいと思います。
(ここまで書いて分かったけど、コンピュータに触れることの初心は、やっぱり「すげーっ!」とか「カッコいい!」だと思う。)

ちなみに、このポスターは私の母校であるKCS北九州情報専門学校(私が通っていたときは九州電子計算機専門学校小倉校というイカツい名前)のものでした。

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この記事を書いた人

井上 研一

株式会社ビビンコ代表取締役、ITエンジニア/経済産業省推進資格ITコーディネータ。AI・IoTに強いITコーディネータとして活動。2018年、株式会社ビビンコを北九州市に創業。IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発などを行っている。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。