1月21日と、2月4日について

今日は1月21日です。
2018年のこの日、今は亡き妻(であり、VIVINKOの取締役でもあった)絢香と出会った日なのです。

当時、私は出張で北九州に来ており、その帰り道、福岡空港経由で東京へ戻る予定でした。
博多駅近くの居酒屋で、カウンターに座って一人で飲んでいたところ、たまたま隣に座った客が、絢香でした。

予定されていた出会いでもなければ、紹介でもありません。
偶然という言葉で片づけるには少し強い、不思議な始まりでした。

その数日後である2月4日、東京の新中野に住んでいた私は、横浜みなとみらいを訪れ、海を見ながら日記を書いています。
仕事のこと、これまでの人生のこと、そして、これから一緒に暮らすかもしれない未来のこと。
何かを決め切ったわけではないが、方向だけはぼんやりと見えていた、そんな日でした。

そして今年、会社の拠点を黒崎駅前グリーンビルから紅梅に戻す引越しを行います。その日が、偶然にも2月4日です。
個人的には、いわゆる「事務所移転」というより、生活と仕事、思考の拠点をもう一度組み直す、という感覚に近いのです。

最近は「紅梅ベース(KOBAI BASE)」という言葉で、仕事をする場所であり、考える場所であり、日常を営む場所でもある拠点をどう作っていくかを考えています。
拡大や効率だけでなく、持続性や納得感を重視した働き方・経営のあり方を、ここから改めて整えていきたいのです。

そう考える中で、株式会社VIVINKOとしての登記上の移転日も2月4日にしようかと考えています。
特別な記念日にしたいというより、これまでの流れを振り返ったときに、自然に腑に落ちる日付だったのです。

会社も、自分自身も、何かを大きく変えるというよりは、「続けていくために、整え直す」フェーズに入っているのだと思います。

今日という日を、少しだけ立ち止まって記しておきます。
それだけで、十分だろうと思うのです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役/VIVINKOコンサルティング 代表
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

ITコーディネータとして、2016年からAIを業務に組み込む活動を続けている。2018年に株式会社VIVINKOを地元・北九州市で創業し、2020年に東京からUターン。生成AIを利活用するためのクラウドサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。北九州市ロボット・DX推進センターでDXコーディネータとして中小企業支援に携わるほか、一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)の理事も務める。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。