ITCインストラクターになりました

ITコーディネータになったのが2015年5月のことで、今年がちょうど10年の節目の年となるのですが、そのタイミングで(図ったわけではないのですが)ITCインストラクターになることができました。

ITCインストラクターというのは、ITコーディネータになるために受講が必須となっているケース研修のインストラクターができる資格というか認定です。いままで、既にITコーディネータである皆さんに対して、AIやDXなどについてお伝えするITコーディネータ協会主催研修の講師などは務めさせていただいていたのですが、ITコーディネータになる前の方に対しても、ケース研修という公式の場でお伝えできる資格を得たわけです。

2013年からITコーディネータのバイブルであるプロセスガイドラインの改訂プロジェクトに携わり、昨年はその延長線上でケース研修のカリキュラムを作るプロジェクトの一員でもあったのですが、自分自身がITCインストラクターではないというジレンマもあったわけで、晴れて、それも解消ということになります。

既に、IT経営コンサルティング九州(ITC九州)で、ケース研修のインストラクションをさせていただくことになっており、ある意味で滑り込みでなったということでもあるのですが・・・。

ITCインストラクターになるためには、そのための研修を2日間受講する必要があります。新たなケース研修の概要を聞きつつ(それは自分がつくった立場でもあったのですが)、どのようにインストラクションするかをグループでディスカッションしたり、講師を務められた稲垣先生からケーススタディとケースメソッドの違い(ITCのケース研修は、ケーススタディ)など、インストラクターとして、どのようにケース研修に取り組むかの篤いお話を伺ったりと、濃い2日間を過ごしました。(ケース研修資料の私の執筆部分を40分ほど喋るという時間を急にいただく・・・ということもありましたが。一所懸命のお話をしました。)

ITC九州には経験豊富な先輩(というか師匠的)インストラクターもいらっしゃるので、その指導もいただきながら、しっかりインストラクターとしての務めを果たしたいと考えています。

ITC九州のケース研修、只今受付中です。ぜひ、ご検討ください。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

AI・IoTに強いITコーディネータとして活動していたところ、2017年に北九州市主催のビジネスコンテスト「北九州でIoT」に当時主催していたコミュニティで応募したアイディアが入選。2018年、株式会社ビビンコ(現VIVINKO)を北九州市に設立し、IoTソリューションの開発・導入や、画像認識モデルを活用したアプリの開発を行う。2024年、生成AIを業務に組み込むためのサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。