Watson: Language TranslationがLanguage Translatorに名称変更

IBM Watsonですが、BluemixでAPIが提供されているサービスのうち、Language Translationの名称がLanguage Translatorに変更になったようです。

それにして、Language Translationの方が非推奨で、その横にLanguage Translatorがあるというのも不思議な見た目です。

機能の違いはなし

Language Translationには大きく分けて、言語翻訳と言語識別の2つの機能があります。言語翻訳が英語からフランス語みたいな翻訳で、言語識別はその文章は何語で書かれたものかを識別します。

日本語は言語翻訳ではまだ対応しておらず、言語識別で使えるのみという状態です。

名称がLanguage Translatorに変わって、言語翻訳でも日本語に対応していたら良いなと思ったのですが・・・。

英語からブラジル・ポルトガル語、フランス語、現代標準アラビア語、またはスペイン語 (逆も可能)

ということで、まだダメなようです。

API Endpointは変更

API Endpointは、

https://gateway.watsonplatform.net/language-translator/api

に、変更になっています。

ということで、また書籍の方に変更が入ってしまいました。(いま最終チェックの段階なので、しばらくは名前とか変えないで欲しいなー。)

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役/VIVINKOコンサルティング 代表
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

ITコーディネータとして、2016年からAIを業務に組み込む活動を続けている。2018年に株式会社VIVINKOを地元・北九州市で創業し、2020年に東京からUターン。生成AIを利活用するためのクラウドサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。北九州市ロボット・DX推進センターでDXコーディネータとして中小企業支援に携わるほか、一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)の理事も務める。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。