先週、埼玉・東所沢の角川武蔵野ミュージアムに、電脳秘宝館という展示を見に行ってきました。

我ながら、これを見るためにわざわざ東京……いや、正確には埼玉まで来るのか、と思わなくもないのですが、やはり実物を前にすると、その価値は十分にありました。写真や映像では伝わりきらない、あの時代の空気感のようなものがあります。
Macintoshはかわいい

展示を見ながら、まず改めて感じたのは、Macintoshはやっぱり可愛いということです。独特の造形や存在感には、今見ても惹かれるものがあります。後ろにiMacが少し見えていたのも印象的でしたし、Apple I、IIc、III、LISA、さらにNeXTcubeまで並んでいるのを見ると、Appleという会社の歴史そのものを立体的に眺めているような気持ちになります。


MS-DOSやWindowsなあの頃

一方で、私の目は自然と別のコーナーにも向かいます。Dynabookと一太郎、Windows 3.1とWindows 95の並び。このあたりを見ると、どうしても反応してしまいます。日本のパソコン文化や、仕事道具としてのコンピュータの進化がぎゅっと詰まっている感じがするのです。そして、その間に置かれていたアイワのモデムにも、時代を感じて思わず目が止まりました。

往年のマイコン、パソコン






僕とパソコン
こういうものを見ていると、単に「懐かしい」で終わらないのですよね。自分にとってパソコンは、昔からずっと特別な存在だったのだと改めて思います。新しい技術や便利なツールに惹かれるのはもちろんですが、こうした“古いパソコン”にも同じように心を動かされるのは、やはり根っこのところでパソコンそのものが好きなのだと思います。
子どもの頃からコンピュータに触れ、ソフトウェアやネットワーク、インターネット、Web、クラウド、そして今では生成AIへと関心の対象は広がってきました。でも、それらは全部つながっていて、根底にはずっと「コンピュータが好き」「パソコンが好き」という気持ちがあるのだと、今回あらためて感じました。
そして、ありがたいことに、その「好き」がそのまま仕事になっています。
いま私は、デジタル活用やAI導入、システムづくりや人材育成といった仕事をしていますが、振り返ってみると、その出発点にはいつもパソコンがありました。単なる業務ツールとしてではなく、知的生産を支え、世界を広げ、可能性を見せてくれる存在として、ずっと身近にあったのだと思います。
古いパソコンを見に行くという行動は、一見すると趣味の延長のように見えるかもしれません。けれど私にとっては、それ以上に、自分が何に惹かれてきたのか、何を好きでここまで来たのかを再確認する時間でもありました。
やっぱり、自分は本当にパソコンが好きなのだと思います。
そして、その好きなものを軸に仕事ができているのは、とても幸せなことだと感じています。
