第2回北九州でIoTが終わりました

昨年の10月に、株式会社ビビンコとして第2回北九州でIoTに応募し、昨年に続いて採択されました。(前回はコミュニティとして応募し、今回はそのコミュニティから株式会社ビビンコの設立に至ったので、法人としての応募。)

それから約4ヶ月に渡って、毎月のように北九州市にメンタリングに伺いました。今回は西日本工業大学の中島先生にデザインを、北九州高専の滝本先生に試作機の製作をお願いして、素晴らしい試作機ができたと思います。後はソフトウェアとビジネスプランというところで、ここは私たちが自らやらねばならない部分。(そこすら誰かにお願いしていたら、お前たちは何のためにいるんだ?という話になりますからね・・・。)

それもどうにか乗り越えまして、3月7日に北九州芸術劇場でのデモデイにたどり着きました。

こちらは観覧席の後ろにある展示スペース。右に置いてある棚は、今回のスポンサーであるTOTOさんからいただいたシステムキッチンの調味料格納ユニットです。ここに収まるIoTハカリを作りました。

どんなものを作ったかはデモムービーを観ていただくのがいちばんでしょう。

お世話になったメンターやスポンサーの皆さんによる、パネルディスカッションの様子。

昨年に続き、2年連続でこのような場所に立てたことは、非常に貴重な経験となりましたし、他のチームの皆さんとの交流から仕事につながるということもありました。

さすがに3年連続・・・ということはないと思いますが、パネルディスカッションでメンターの小笠原さん、岩佐さんが話をされていた、この場に投資家が集まってくるようなクオリティになることを期待しています。(逆に言えば、私たちはまだそのクオリティに到底達していないということですね。それは自覚していますが・・・。)

北九州でIoTに2回も出してもらった私たちとしては、卒業生として目を見張るような成果を出していけるように、これからも頑張っていきたい。それしか言えることはありません。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役/VIVINKOコンサルティング 代表
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

ITコーディネータとして、2016年からAIを業務に組み込む活動を続けている。2018年に株式会社VIVINKOを地元・北九州市で創業し、2020年に東京からUターン。生成AIを利活用するためのクラウドサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。北九州市ロボット・DX推進センターでDXコーディネータとして中小企業支援に携わるほか、一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)の理事も務める。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。