ITコーディネータ協会「スプリングWEBカンファレンス」に登壇

5月16日にオンラインで行われたスプリングWEBカンファレンスに登壇しました。
今回は、ITコーディネータ協会の生成AI研究会リーダーとしての登壇です。

オンラインイベントなので、私もオンラインからの登壇で問題なかったのですが、別件もあり東京(というか今回は横浜)にいたこともあって、協会スタジオで参加させていただきました。
現地参加すると、その後の懇親会で出会いになったり、旧知の方でもコミュニケーションが深まったりするので、やっぱり良いですよね。

生成AI研究会は今年度に入ってから始まって(その前から準備や2月1日のITコーディネータの日のイベントでパネルディスカッションを行ったり・・・ということはしていました)、まずは9月を目標に「中小企業向け生成AI導入ガイドライン」の作成を進めています。

事務局を除いては私を含めわずか2人という小所帯での作業となっていますが、フェーズ1はあくまで下準備というか、本番はフェーズ2以降と思っています。もちろん、フェーズ1でもガイドラインの成果物を公開しますから、査読も行いますし、しっかりとした内容にはします。

ただ、その内容を踏まえて実践の場を作ったり、ITコーディネータの各地域の届出組織の皆さんに生成AIへの取り組みを進めていただき、その全国コミュニティを作っていくのがフェーズ2以降の取り組みです。さらに、AI技術の進歩は凄まじいので、作成したガイドラインを更新していく作業も必要です。そのために、ライブドキュメントとして書籍等ではなくWebサイト(あとはバージョンごとのPDFですかね?)での公開を考えています。

そうしたことを発表させていただきました。
その際に強調したのは、少なくともフェーズ2以降の主役は日本全国のITコーディネータの皆さんだということです。
今後も状況報告のタイミングがあると思いますので、引き続き、ご関心を寄せていただけると幸いです。

この記事を書いた人

井上 研一

株式会社VIVINKO 代表取締役/VIVINKOコンサルティング 代表
経済産業省推進資格ITコーディネータ/ITエンジニア

ITコーディネータとして、2016年からAIを業務に組み込む活動を続けている。2018年に株式会社VIVINKOを地元・北九州市で創業し、2020年に東京からUターン。生成AIを利活用するためのクラウドサービス「Gen2Go」を開発し、北九州発!新商品創出事業の認定を受ける。北九州市ロボット・DX推進センターでDXコーディネータとして中小企業支援に携わるほか、一般社団法人IT経営コンサルティング九州(ITC九州)の理事も務める。近著に「使ってわかった AWSのAI」、「ワトソンで体感する人工知能」。日本全国でセミナー・研修講師としての登壇も多数。